安定より「成長」を。 様々な挫折経験を経て、営業部のトップセールスに
今回取材したのは、2021年の立ち上げから入社した和田さんです。現在はITエンジニアの転職支援を行うサービス「ユニゾンキャリア」を運営する事業部でCA・RAの両面型の業務を担当しています。
入社して3年目を迎え、トップセールスまで上り詰め、順調にキャリアを歩んでいるように見えます。
しかし、入社当初は、期待に応えられず苦悩の日々を送っていました。その中でも、周囲のサポートとたゆまぬ努力によって、事業部にとって欠かせない存在へと変貌を遂げました。
本記事では、和田さんがどのように逆境を乗り越え、そこから得た学びや価値観の変化など、和田さんのこれまでのキャリアを紐解いていきます。
環境選びが「自身の成長」に与える重要性
現在までの道のりを振り返ってみていかがでしたか?
就職活動時は深く考えておらず、長く勤めていける企業であれば良いなと思っていました。
1社目に入社した企業で長く勤め、新卒時は転職なんかしないだろうなとイメージしていましたが、現在はスタートアップのベンチャー企業で働いていることから、キャリアはどう変化していくか分からないと感じました(笑)
なぜ、転職を選択したのですか?
自身の成長スピードに疑問を感じたからです。
新卒入社当初から、キャリアについて不安を抱いていました。実際に働いてみると、やりがいもなく、スキルアップに繋がっている実感が持てませんでした。
そんな時、ベンチャー企業で働いている友人に話を聞く機会がありました。
成長スピードの速さや、仕事に対する熱意に触れ、自分との差を感じて積極的に挑戦できる、ステップアップできる環境を求めて転職を決意しました。
転職時は様々な企業を見ていたと思いますが、最終的にユニゾンを選んだ決め手とは?
理由は3つあります。
1つ目は、創業間もないスタートアップ企業であったこと。
転職活動において、「活躍できるか」を最も重視していました。
ユニゾン・テクノロジーに初めて出会ったとき、社員はわずか2名で、事業の立ち上げ段階でした。面接の中で、取引先がゼロ、マニュアルも仕組みも未整備の状態であることを知りました。
正直、不安でしたが、20代のうちにゼロベースから事業を創出する経験は、そう簡単に得られるものではないと確信しました。 自分自身で事業を創り、大手企業とは異なる文化の中で、会社と共に発展していける「共創」の意識が芽生えたことが大きな決め手となりました。
2つ目は挑戦できる環境。
わたしの転職軸は「挑戦し続けられる」場所に身を置くことでした。小さいことも大きいことも含めて、新しい経験が進歩する原動力になると考えています。新しい知識やスキル、問題解決能力が養われ、挑戦が大きな自己研鑽に繋がっていきます。
ユニゾンには「最大限尽くし、失敗した結果から学んでいく」というポジティブな社風があります。その中で挑戦できる風土があり、多くのチャンスも転がっています。それを生かすも殺すも自分次第だと感じています。
3つ目はミッションやビジョンが明確だったこと。
前職では、何度も『自分はなぜ働いているのだろう』という疑問を抱いていました。自分の仕事が社会にどのような影響を与え、貢献しているのか、その答えを見つけることができませんでした。この経験から、企業のミッションやビジョンが、働くわたしたちに大きな意味を与えることを深く理解しました。
代表とお会いし、ミッション、ビジョン、そして社会貢献に対する熱い想いを伺い、ワクワクしました。この会社であれば事業が、社会に大きな影響を与え、より良い未来の創出に貢献できるという確信を持ちました。
成果が出ず、悩む日々
入社してから悩みはありましたか?
入社してからはお客様の真のニーズを引き出すのと、仕事のスピード感に悩みました。
人材領域の営業では、顧客が自らのニーズを言語化できていないケースが多く見られます。そのため、潜在意識に働きかけ、顧客の抱えている悩みや不安を深く理解し、解決策を提案することが肝心です。しかし、顧客一人ひとりの理想は異なるので、ヒアリングや提案方法は、それぞれ臨機応変に変えていく必要があります。
また、仕事のスピードに関しても全体的に早く、前職と比較できない早さで進んでいきました。意思決定のスピ―ドや、組織改革などの全てが変化していきました。スタートアップだったというのもあり、良い部分に変化することが多く、最初はそれについていくことが大変だったのは覚えています。
具体的に苦戦した部分は?
入社当初はお客様との打ち合わせが20分で終了したこともありました。
取り引きするメリットがあるのか?という企業担当者の言葉に自信を持って「絶対にお役に立てます」と言えなかったことが、悔しかったです。
また、セールス職をスタートした当時は、焦りもあり、とにかく前進することばかり考えていました。そのせいで、反省点はどこにあるのか、自分を顧みることができていなかったんです。
それに気づいてからは、面談や打ち合わせが終わる度に一度立ち止まって、見つめ直す時間をつくるようになり、業務の流れが軌道に乗り始めました。ずっと折れないことに重きを置くのではなく、時には折れること、折れてからどう立て直していくのかが重要なんだと学びました。
成果を出せない日々から、どのように改善したのでしょうか。
「業界・職種理解」と「情報収集の徹底」のふたつを継続的に続けて、日々の業務に取り組みました。
ビジネスの能力をすぐに飛躍させることはできないけれど、知識をアウトプットすれば、業務に取り入れていくことができます。知識を高めていくことで、ヒアリングや提案の幅を広げていき、結果は出やすくなると考えました。
そのような考えに辿りつくきっかけは何かありましたか。
最初は、自己分析に基づいて技術的なスキルアップに注力していました。しかし、業界知識や求人への理解が不足していたゆえに、今となっては、それが成果に繋がらないと痛感しています。
ユニゾンが重視する『テクニカル』『ナレッジ』『マインド』の3つの要素のうち、テクニカルな部分にばかり囚われていました。しかし、先輩社員の姿を見て、テクニカルなスキルは経験で培われるものであり、今の自分が最も強化すべきはナレッジ面だと気づきました。
粘り強く、真摯に向き合えば結果は変わってくる
直近ではトップの営業成績を残していると聞いています。
そうですね。コツコツ努力してきたことが結果に結びついて嬉しいです。
営業成績を上げることも意識はしていたのですが、一人ひとりのお客様と向き合い続けた結果、地道に努力を積み重ねることが、大きな目標を達成する鍵になりました。
また、わたしひとりの力でなく、情報連携を徹底したチームのおかげで成果が出たのだとも強く感じています。
仕事を通じて、学びや気付きはありましたか?
同じ目標に向かって動くための、行動指針の大切さに気付きました。同じ目標に向かって動くことで、一体感が生まれ、業務がスムーズになります。
その中でも、わたしはバリューを非常に大事にしており、その中でも特に「即」と「素直」のふたつを重くとらえています。スピード感を持って対応すること・言われたことはとりあえずやってみるという素直な姿勢を忘れないことを実践しています。
人と企業を信頼でつなぎ、業界No.1のサービス創りを
今後の目標について教えてください。
組織と個人の目標があります。
組織の目標は業界No.1のサービスを創るために、高い基準でビジネスレベルを創り、常に変革させていくということです。
同年代のメンバーが多いため、一人の大きなレベルアップが全員の変革をもたらしていくと思います。前向きに仕事に取り組み、顧客の未来を一番に想像できる組織を目指します。
メンバーそれぞれに個性がありつつも、目指すゴールは同じでありたいです。顧客のことを一番に大切にして創るサービスこそ、業界No.1のサービスへと進化を続けていくと信じています。
個人での目標は、どんなメンバーからも話しかけやすい、和田さんになら聞けるなと思ってもらえる存在でありたいですね。年次が長くなっても、身近な存在でありたいですし、新しく入ってきたメンバーこそ頼ってほしい。今後は社内外ともに頼られる存在になることが理想です。
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