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2024.10.16

「0.01%」の数字を追求する、マーケターの考え方とは?

 

今回の記事では、マーケターとしてのキャリアを着実に築き上げている辻尾さんに焦点を当てます。入社から3年目を迎え、マーケティング事業部の立ち上げメンバーとしても重要な役割を果たしてきました。

初めての挑戦に直面した当初は、右も左も分からず、何を試しても上手くいかないと感じる日々が続いたそうです。しかし、その苦難を乗り越え、今では広告の戦略〜運用の全てを一任されるまでに成長を遂げています。

辻尾さんがどのように自らを進化させ、マインドを磨いてきたのか、その道のりには情熱と努力があります。成功の裏にある努力や苦悩を伺い、成功へのヒントを紐解きます。

付加価値を追及し、ゼロベースで創る

マーケターとして入社した理由を教えてください。

理由は2つあります。

1つ目は昔からある、文章でなにかを表現することが好きという変わらぬ想いです。

ずっと、自分の得意分野は文章でなにかを表現することだと思っていたので、学生の頃に出版社で記事の執筆、Webメディアの運営に携わるアルバイトに就きました。自分の紡いだ言葉で伝わり方が変化していくことに面白みを感じ、実際に文章を書くことを仕事にしたいと考え、マーケターを志望しました。

2つ目は企業の成長を直接的にけん引することができるからです。

マーケターの仕事は経営に近いポジションで行うことができる分、企業の売上や利益に直結します。任が重い仕事ですが、自己成長させるにはこれ以上の環境はないと思いました。また、新しいビジネスの創出を行うポジションでもあり、自身の能力で会社を成長させていくこともできるという魅力もあります。

辻尾さんはマーケティング事業部の立ち上げに携わっていましたが、どのような道のりでしたか?

立ち上げ当初は代表を含め、全社員でどんな方向性で作成していこうかと一人ひとりがアイデアを出し合い、全員で作り上げていく充実感がありました。

自分の意見が大きく反映されるというわくわく感があったからこそ、いいものがつくれたんだと確信しています。

マーケターは0ベースで作っていくことが当たり前な職種です。「0→1」を作るのは正直なところ、しんどいと感じることもありますが、逆にいえば、こんなに面白く心が躍る仕事もないと思っています。

ビジネスの成長を加速させる存在に

マーケター職に必要な要素はなんでしょうか。

マーケターに必要なマインドは多くありますが、わたしが重視しているのは、責任感の強さと、忍耐力です。特に広告面で使われる費用は金額が数千万円とかなり大きいため、作ったものが利益にも損失にもなり得ることを理解しておかなければなりません。

わたし自身の能力次第で、損害が大きくなってしまうという恐怖心は常にあります。

そのため、いい結果を出せた時は、嬉しい気持ちはもちろんありますが、今までのコストを無駄にせず活用できたという安心感の方が大きいかもしれません。短期間で結果が出るものばかりではないので、何度もトライアンドエラーを繰り返せるタフさも必要ですね。

誰かと比較して自分なんかとへこむのではなく、会社にとって必要な人材であり続けるために、他のメンバーが未開拓の分野を伸ばしてみたり、自分にしかできないことを増やしていくんだとマインドを切り替えています。

仕事において大切にしていることを教えてください。

社内外どちらの対応においても、即対応を心がけています。

特に「先回りの意識」が非常に重要です。スピード感を持って動いていかないと、チャンスや新鮮な情報をどんどん取りこぼしていってしまいます。

また、アドバイスや指摘を素直に聞き入れることも意識しています。己の感覚だけを信じることはせず、客観的な意見やデータを信じて、誰かのアドバイスを受けることにより、コンテンツやサービスがよりよいものへと進化していくと考えています。

それ以外には、セールスとの連携を大事にしています。IT業界・人材業界のニーズを捉えるために、新しいコンテンツを作成する際には何度も会議を行い、一緒に構想を練っています。

 

マーケティングが会社にどのようなインパクトを与えているのでしょうか?

マーケティングを行わなければ、集客の難易度がぐんとあがります。集客ができなくなると、売り上げを増やすことも難しくなるため、顧客の満足度も低下する恐れがあります。言い換えれば、リード獲得・認知度の向上は売り上げの第一歩であると認識しています。

マーケターの仕事は上記の画像が一般的な流れとなっています。ペルソナ・カスタマージャーニーを洗い出し、ターゲットに合ったコンテンツを企画し、プロダクトを創出し続ける必要があります。

お客様に当社のサービスの良さを理解してもらい、利用していただくためには徹底的に精度を上げる必要があります。この部分を少しでも妥協してしまうと会社に大きな損失を被ることになります。マーケターの仕事は会社内でも非常に重要な立ち位置だと捉え、取組んでいます。

正解を探し出すのではなく、自分で正解を叩き出す

マーケター職の魅力を教えてください。

マーケター職は、顧客のニーズを拾い、広告の構成を考える側なので、縁の下の力持ち的な存在といえるでしょう。マーケティングの仕事はすべて数字に出ることから、結果が目に見えることはモチベーション維持にもつながりますね。

時間はかかりますが、成果が出た時の達成感は何にも代えがたいです。また、ユニゾン・テクノロジーでは、新しいことに積極的にチャレンジしようというカルチャーがあり、興味の幅が広い人には向いてる環境です。

ただ、地道な作業も多く、毎日キーワードや数字とにらめっこの日々です。

広告の出し方やキーワードひとつでアクセス数が大きく変わっていくので、普通に見たら些細なことが、実は些細なことではなかったりします。

地道な作業の重要性とは。

例えば、ひとつのページを作るにあたっても、市場の状況や季節によって、求められる内容も変わります。外部の方と連携する場合には進行の管理・細かい指示出し・構成のチェックが必要になります。

また、新たなメディアなどをスタートさせる際にはニーズの洗い出しを行い、ペルソナを立てる分、なによりも準備に一番時間がかかります。

地道な作業の中で、最初はこれで合っているんだろうかと不安になり、指示を待ってしまうことも多かったですが、正解がないからこそうまくいくまでやり続けることが大切なんだと体感しました。

また、わたしは心配性な性格なのですが、マーケティングにおいては、それが活きていると感じています。広告の細かい設定やこの表現で本当に伝わるだろうかなど、すぐに満足せずに、試行錯誤を繰り返しています。このような行動の結果、自走する力が身につきました。

デジタル広告のスペシャリストへ

今後の目標・展望を教えてください。

ユニゾンキャリアの名前やサービスをもっと広げていきたいですね。

ユニゾンの転職・就活支援サービスは、内部から見ても有益だと思っているからこそ、多くの方に届けていきたいです。

わたしは0→1が得意で、新しいものを作り始める経験が多いのですが、今までの経験を活かしながら、今後は1→10へ、大きくしていく、成長させていくことを目指していきたい。もっと応募を増やしていくことで、集客力と認知度の拡大になり、ブランディングに繋げていきたいです。

社内でどんな存在になっていきたいですか。

一言で言うと名脇役になりたいです。ここで言う主役は営業の方なんですけど、その営業の方が売り上げを上げやすく、さらに継続的に高い数字を出せるような土台を作っていける存在になっていきたいです。

そのために、まずは半年後の売り上げを現在の1.5倍にまで伸ばすこと、を目標にしています。目標達成のためには既存の広告運用だけでなく、新しい広告手法への挑戦が必要です。

サービスの認知拡大、そしてブランディングに向けて、スピード感をもって今後も頑張っていきたいです。