AI時代におけるエンジニアの今後について
こんにちは。代表の土肥です。
AIが私たちの生活を一変させようとしている今、エンジニアの役割も大きく変化しています。自動化が進み、新しい技術が次々と生まれる中、エンジニアはどのように未来を切り開いていくべきなのでしょうか?
本記事では、AIがもたらす社会の変化、AI時代におけるエンジニアの将来像、そしてエンジニアが生き残るための戦略について私なりに解説してみました。
AIがもたらす社会の変化
人工知能(AI)の急速な発展は、私たちの社会をかつてないスピードで変革しています。
自動運転車、スマートスピーカー、医療診断のAIは私たちの生活のあらゆる側面に浸透し始めています。
AIの導入は、生産性の向上、新たなビジネスモデルの創出、そして社会問題の解決など、多岐にわたる可能性を秘めています。
しかし、AIの普及は、様々な職種の雇用問題に加え、エンジニアのキャリアやスキルについて大きな影響を及ぼしています。
AI時代におけるエンジニアの今後
それでは、AIの発展により、エンジニアの求められるスキルがどうなったのかを解説します。
2022年11月に生成AIの「ChatGPT」がアメリカで誕生し、生成AIにより、エンジニアの必要スキルに変化をもたらしました。
様々な企業が生成AIを利用し、設計段階の壁打ち、コーディング・テストの生成を行っており、用途は多岐に及びます。
【プログラミングコード生成】
- Github
- Copilot
- ChatGPT
【テストコード生成】
- ChatGPT
先進企業は、コーディング(プログラミング)の自動化にとどまらず、テストの自動化など、あらゆる企業が生成AIを利用しています。
上記の画像のように生成AIは開発エンジニアの下流工程業務の仕事を減少させていく可能性があります。肌感覚ですが、プログラミング・テストの仕事は減少していると私は感じています。
開発エンジニアはAIの知識・スキルを身につけるか、上流工程の設計・要件定義のスキルを身につけることが基本的な生存戦略となるでしょう。
インフラエンジニアはどうなるか考えてみました。
インフラエンジニアはこのAI時代においても仕事が減少することがないと予想しています。しかし、インフラエンジニアもAIの知識を持っておくことは必要だと考えています。インフラも一部はAIによって自動化される可能性があります。AIを活用する知識を少しでも、身につけておくと、価値の高い人材になれることは間違いありません。
エンジニアの生存戦略
一部、AIによって効率化されていますが、人間に代替できるのはもう少し先と考えています。エンジニアがAIに代替すると、他の職業も生き残るのは困難になると考えています。
私が考える、エンジニアが生き残るスキルを簡単にまとめています。(一部紹介)
【開発エンジニア】
- 設計・要件定義の経験・スキル
- マネジメントスキル(PL・PM・SE)
- AIを活用した製品・サービスの企画・開発
【インフラエンジニア】
- NW/サーバの構築・設計・要件定義の経験・スキル
- クラウドの知識とスキル
- セキュリティの知識とスキル
- AIで円滑に動作するインフラ環境の知見と構築技術
- 一部のインフラを自動化するプログラミングスキル
- コンテナの技術
一部分、ご紹介しましたが、さらに技術を深堀りしていくと、他に技術は多くあります。(私の考えなので、全てこの通りという訳ではありませんので、参考にしていただけますと幸いです。)
設計や要件定義などの上流工程は会社によって異なるため、AIで設計していくことは難しいです。プログラミングやテストの下流工程はAIでの自動化がすでに進んでおり、アプリケーションにも組み込まれて、現役のエンジニアが活用しています。
これからのエンジニアの生存戦略はキャリア戦略を練り、勉強する技術を精査していく必要があります。価値が高い技術の知識を取り入れ、少しずつ知識とスキルを高めていくことが大切です。
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